道と札幌市などは16日、新型コロナウイルス感染者を新たに1023人確認し、8人が死亡したと発表した。日別の新規感染者数は5日連続で前週の同じ曜日を下回った。道内の感染者数は延べ128万2862人となった。
死亡したのは道発表の居住地非公表の2人(90代の男女)と札幌市の4人(60代男性2人、70代女性、80代男性)、旭川市の1人(90代以上の女性)、函館市の年代・性別非公表の1人。道内の死者は累計で4251人となった。
道は491人の感染を確認。管内別の感染者(医療機関所在地)の内訳は、胆振管内の55人のほか、石狩管内39人、オホーツク管内36人、上川管内18人、空知管内16人、十勝、釧路両管内各15人、後志管内13人、渡島管内12人、桧山管内4人、根室管内2人、宗谷管内1人。軽症者が自主検査で申請する陽性者登録センターは265人だった。
札幌市は449人、旭川市は38人、函館市は38人、小樽市は7人の感染を確認。新規クラスター(感染者集団)は、桧山管内の医療機関(12人感染)、石狩管内の高齢者施設(6人感染)、函館市の医療機関(8人感染)など計7件(51人感染)発生した。
16日現在の重症は前日と同数の10人。入院患者の病床利用数は前日と同じ930床で、病床使用率も38・6%と変わらなかった。