道と札幌市などは13日、新型コロナウイルスの感染者を新たに7907人確認し、42人が死亡したと発表した。日別の新規感染者数は6日ぶりに7000人を超えたが、前週の同じ曜日を12日連続で下回った。道内の感染者は延べ114万5262人となった。
死亡したのは道発表の居住地非公表の24人(70代男女3人、80代男女11人、90代男女8人、年代・性別非公表2人)と札幌市の12人(70代男性2人、80代男女9人、90代女性1人)、旭川市の3人(80代女性2人、年代・性別非公表)、函館市の3人(共に年代・性別非公表)。道内の死者は累計で3658人となった。
道は4349人の感染を確認。管内別の感染者(医療機関所在地別)の内訳は、胆振469人のほか、十勝592人、石狩524人、オホーツク407人、空知393人、釧路277人、上川182人、渡島172人、宗谷161人、後志123人、日高91人、根室86人、留萌39人、桧山32人。この他、軽症者が自主検査で申請する陽性者登録センターは801人だった。
札幌市は2654人、旭川市は541人、函館市は249人、小樽市は114人の感染を確認。新たなクラスター(感染者集団)は胆振管内の障害者施設や高齢者施設など計30件発生した。
13日現在の重症は前日から2人増の17人。入院患者の病床利用数は前日から18床減の1160床となり、病床使用率は50・8%に下降した。