山菜採り遭難防止へ ≪21≫萩野交番

  • まちを守る最前線 苫小牧署交番・駐在所訪問, 特集
  • 2022年10月19日
生活安全課で培ってきた経験を糧に交番勤務に臨む村上巡査部長

  白老町中部を管轄地域に持つ。交通量が多い国道36号のほか、北側には山林が広がり、多種多様な事案への対応が求められる。

   巡回では住居侵入などの犯罪抑止のほか、山菜採りによる遭難防止も呼び掛けている。村上健吾巡査部長は「山菜がよく採れる地域なので、パトロールを通じて注意喚起していきたい」と話す。

   「警察官は身近な存在だった」と話す村上巡査部長。父が警察官だったことから自らも志し、1997年に任官。地域の防犯やストーカー事案、少年犯罪などを扱う生活安全課が長かったが、今年4月に萩野交番に配属され、約20年ぶりに交番に勤務している。

   防犯を呼び掛ける講話や少年犯罪対策に尽力してきた経験を生かしたい考え。「事故や犯罪を防止するため、培ってきた知識を生かして地域住民に寄り添う活動ができれば」と語った。

   メ モ

   ▽所在地 白老町萩野77の15

   ▽管轄地域 白老町萩野、北吉原、石山

   ▽1960年設立

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