10月に入り、冬のスポーツが本格化してきた。苫小牧ではアイスホッケー。アジアリーグのレッドイーグルス北海道をはじめ、小学生や女子チームの大会も開催されている。
記者も大学時代まで部活動で14年間プレーした。就職後、リンクに足を運ぶことがなかったが、スポーツ担当になってからは取材で訪れる機会が増えた。特有の寒さや雰囲気、氷を蹴る音などいつも「懐かしさ」を感じる。
アイスホッケーは「氷上の格闘技」と称され、体と体の激しいぶつかり合いやスピード感、目まぐるしく変わる試合展開が面白いスポーツ。取材で気合を入れてカメラを構えるものの、いつのまにかゲームに見入ってしまう瞬間もある。
競技者は減少傾向にあるけれど、小中学校チームの子どもたちやスマイルジャパンを目指す女子選手、トップチームのレッドイーグルスなど、選手らはアイスホッケーの未来を信じ懸命にプレーに励んでいる。その勇姿と活躍を今後も読者に伝えていきたい。(優)