「百年花火」夜空彩る 苫小牧樽前小節目の年祝う(動画あり)

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  • 2022年9月26日

  苫小牧市内の若手企業経営者らでつくる苫小牧”未来へTUNAGU”プロジェクトは24日夜、樽前小学校開校100周年記念の「とまこまい百年花火」を同小周辺の樽前地区で行った。市民ら約5000人(主催者発表)が集まり、約3000発の花火が夜空を彩る光景を楽しんだ。

   市内で2020、21年度に「夢花火」を実施したメンバーが再集結し、同小PTAの依頼を受けて今回のイベントを企画。苫小牧民報社も主催に加わり、同小の節目の年を祝うほか、100年先も苫小牧の子どもたちが笑顔でいることを願って催した。

   当日午後7時ごろ、打ち上げ場所から約400メートル離れた樽前交流センター敷地に集った同校児童らが、無線機のマイクに向けて「3、2、1」とカウントダウン。スタートを告げる大輪の花火に続いて約20分間にわたり、大玉や小玉、スターマインなど色とりどりの花火が夜空を焦がし、人々の歓声が広がった。

   同小4年生の永井幸太朗君(9)は「こんな近くで花火を見たのは初めて」と興奮した様子。3年生の沼田徠(らい)君(9)も「すごく大きくてきれいだった。今まで見た中でも一番良かった」と喜んだ。

   同プロジェクトの藤淳一実行委員長は「地域住民や消防団など多くの協力があって開催することができた」と感謝し、「今後も何らかの形で、子どもたちに夢を持ってもらう活動を続けたい」と話していた。

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