苫小牧市は5月の価格動向調査の結果をまとめた。
野菜は値上がりが顕著。特にタマネギは52円60銭で前月から39・2%、前年同月比99・2%の値上がり。全国一の生産量を誇る北海道が昨年、猛暑で不作だった上に、今春の静岡、鹿児島方面の新タマネギの出荷量も少ないことが響いている。
一方、4月に高値だったイカは164円40銭で57・7%の値下がりながら、前年同月比では17・8%増となっている。
燃料は依然として高値傾向。灯油は120円68銭、ガスは6426円09銭でいずれも前月より上昇。ガソリンは政府の価格抑制策もあり、前月比1・8%減の165円43銭だった。
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紙面で市の調査品目の一部を掲載しています。全品目については市民生活課のホームページをご覧ください。また、消費生活担当が毎月発行している「くらしのニュース」にも一部掲載しており、市内の食料品店や公共施設でご覧いただけます。(市民生活課)