4月21日の総会で、8代目の会長に就任。「前例にとらわれない取り組みを推し進め、より質のいい文化を市民に提供できるようにしたい」と意気込む。
「文化は今、曲がり角に差し掛かっている」と指摘。新型コロナウイルス禍による活動スタイルの変化や高齢化などで、文化団体は活動継続が難しい現状にあるが「参加して楽しい―と感じられるような環境づくりを進めていきたい」と話す。
会員数は最盛期に1万人を超えたが今年度は4000人を割り込み、どうすれば減少傾向に歯止めを掛けられるかを模索している。
「従来の考え方を打破するような改革も断行し、プラス転換させたい」と強調。「苫小牧には全国レベルで活躍する人もおり、文化の複合体として大きなうねりをつくっていければ」と力を込めた。
苫小牧市生まれ。1986年に写真クラブ「トライアングル」を立ち上げ、2001年から苫小牧写真連盟の会長を務める。