4月から釣り防波堤として有料開放されている苫小牧港・東港の一本防波堤で15日、釣り人らが周辺のぽい捨てごみなどを拾い集めた。
同防波堤を運営している社団法人苫小牧港釣り文化振興協会(明村享会長)が、苫小牧市の「春のクリーン作戦」などに賛同して行った。スタッフやこの日行われた釣り大会の釣り人を含めて30人が参加。防波堤の基部や道路脇、海岸を中心にボランティア用の袋で40袋相当を拾い集めた。
ごみは空き缶やペットボトルが大半。なぜかレジ袋にまとめて捨ててあるのも目立ったという。
明村会長は「缶やペットボトルは家庭に持ち帰れば資源ごみで行政に無料回収される。ぽい捨ては慎んでほしい」と呼び掛けた。