今月１８日付でアルミニウム総合メーカー、日本軽金属のグループ６社の複合拠点トップに就任。加工事業の日軽北海道の社長も兼ね、「みんな一体、ワンチームになれる組織を目指す」と意欲を見せる。

　 　同製造所も新型コロナウイルスの影響を受けるが、加工事業は設備投資を進め「コロナで慎重になりながら、積極的な投資で新たな挑戦をしたい」と強調。「ものづくりを中心に強みを生かし、グループ経営の一端を担う」と話す。

　 　主に営業畑を歩み「仕事は１人ではできない」と実感。「各部門がそれぞれの仕事を達成し、喜びを分かち合えたときに充実感を感じる」とし、「年齢からすれば（異動は）最後。良い仕事をしたい」と力を込める。

　 　小樽市出身、明治大卒。１９８８年４月に日本軽金属入り。趣味は登山だが、最近は膝を痛めてハイキング程度。初の苫小牧勤務に「自然を楽しみたい」。