2021年度の支笏湖湖水開きの神事が18日、千歳市内の支笏湖ビジターセンターで行われた。地元関係者ら約40人が出席し、観光客の安全と新型コロナウイルスの早期収束を祈願した。
支笏湖まつり実行委員会(福士國治実行委員長)主催。支笏湖温泉旅館組合、地元の自治会、商業関係者などが出席した。雨のため、当初予定していた支笏湖神社から屋内に会場を変更し、観光シーズンの幕開けを告げる大きな鍵の模型を湖面に落とす例年のセレモニーは行わなかった。
会場では、神職が祝詞を上げて湖の安全、商業振興、コロナ収束を祈願。出席者も玉串をささげて祈った。
福士実行委員会長は「コロナで長く支笏湖観光がダメージを受けることになった。しかし、みんなで負けずに困難を撃退するよう頑張っていきたい」と話していた。