「おいしい」 児童ら笑顔 道産和牛食べて応援小中学校で給食に

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  • 2020年10月8日

  苫小牧市内の小学校14校で7日、道産和牛を使ったハヤシライスが給食で提供され、児童や教職員ら約6200人が舌鼓を打った。新型コロナウイルスの影響で消費が落ち込んだ道産和牛を食べて応援しようと、全道の小中学校が道から提供された和牛を給食の食材に使用。市内では28日まで3回に分け、全校に同じメニューで提供される予定だ。

   市内では、十勝管内音更町や深川市などで生産された道産和牛のもも肉を使って調理。苫小牧沼ノ端小学校2年1組の教室では児童20人がおいしそうに食べる光景が広がり、吉田楓海君(7)は「肉が軟らかくておいしかった。コクがあって、大人の味って感じでうれしい」と笑顔で味わっていた。

   中学校は一足早く5日に全校で提供されており、残る小学校9校は28日の給食で登場する予定。

   市学校給食共同調理場の担当者は「提供する機会の少ない食材なので、子どもたちが北海道の食について知る食育にもつながれば」と話している。

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