8日投開票の苫小牧市長選で初当選を果たした金沢俊市長が10日、初登庁した。庁舎ロビーで職員や来庁者ら約300人が見守る中、金沢市長は「皆さんの声を聞きながら全力で取り組んでいきます」と気持ちを新たにあいさつ。5期18年余りにわたって市政のかじ取りを担った岩倉博文前市長のバトンを受け取り、金沢新市政をスタートさせた。
午前9時すぎ、市役所に到着した金沢市長が、中央玄関をくぐると同時に、職員や議員、市民らが温かい拍手で出迎えた。金沢市長は各方面に深々と頭を下げ、市公式キャラクター「とまチョップ」からの花束贈呈や歓迎のポーズに笑顔で応じた。
金沢市長は「このたびの苫小牧市長選で当選させていただいた金沢俊です。よろしくお願いします」と自己紹介。市議会議員として5期18年弱活動した経緯に触れながら「これからは市長として苫小牧市の発展のため、市民の皆さんの生活向上のために、頑張っていきたいと決意を新たにしています」と抱負を述べた。