◇こども国際交流の派遣団が提言(1月25日) 苫小牧市こども国際交流事業で昨夏にシンガポール、マレーシアの研修旅行に参加した中高生派遣団が提言を発表。「とまチョップパーク」の設立や、船上から眺める夜景ツアー、路面電車を活用した観光促進や外国人受け入れに特化したアパート建設など七つの提案を行い、金澤俊市長とまちづくりなどで意見交換した。
◇白老の書家の今村さんが国際現代書道展で最高賞(27日) 白老町若草町の書家、今村吉生(雅号=翔鳳)さん(67)の作品が、第56回国際現代書道展(国際書道協会主催)で初めて最高賞の大賞に輝いた。受賞は、行書体で書いた空海の漢詩文集「性霊集」を原典とする法語「鵬翼睨境(ほうよくげいきょう)」。海外からの約500点を含む出品作1820点の中から選ばれた。今村さんは1997年に初出品して初入選して以来、毎年出品。特選などを受賞し、2006年に会員になった。
◇苫小牧市、新行革プラン案まとまる(29日) 苫小牧市は、今年度で終わる「行政創革プラン」と「ICT推進プラン」を一本化した新たな行政改革プラン「とまこまい行革創成プラン」の案をまとめた。2025年度から5カ年の計画とし、▽財政の健全化▽変革・改革・改善(トランスフォーメーション)▽デジタル技術の積極的活用―の三つを基本方針に据えた。9テーマ・56項目の取り組みを推進する。2月の市議会提出などを経て最終決定し、市民に公開する。
◇苫小牧の箭子さん、全国アマ王将位大会初優勝(1日) 苫小牧工業高等専門学校職員の箭子(やこ)涼太さん(28)が、昨年12月に東京で開かれた第41期全国アマチュア王将位大会で初優勝した。地区大会の勝者と招待選手によるリーグ戦、その上位者によるトーナメント形式の本戦を勝ち抜いて頂点に立った。箭子さんは「もっと研究を重ねて実力を高めたい」と語った。
◇支笏湖で氷濤まつり開幕(同) 「千歳・支笏湖氷濤(ひょうとう)まつり」が千歳市支笏湖温泉で開幕。会場には湖の澄んだ水で造った氷の像約30基が勢ぞろいした。今年は高さ約8メートルの展望台を会場中央に初めて配し、周囲を見渡せるようにしたのが特徴。同約13メートルの「ブルータワー」がそびえ立ち、同約9メートルの氷壁「アイスウオール」を全長約40メートル連ねた。まつりは24日まで。