タイでのビジネスマッチング/蒲原(かんばら) 亮平(りょうへい)

  • 特集, 苫2社
  • 2025年2月4日

活気と熱気が渦巻く東南アジア最大級の都市、タイのバンコク。国際青年会議所(JCI)タイ創立70周年記念式典に合わせ、メンバー同士でのマッチング会が開催され、アジア全体を巻き込んだビジネスマッチングにアジア中のJCIメンバー約120人が参加しました。

各国で活躍中のメンバーはビジネスでも成果を残している方が多く、インバウンド(訪日客)、アウトバウンド(日本人海外旅行客)のビジネスを展開したいと希望すれば、その国のメンバーを通じた進出が早く効果的に実現する利点があります。日本からは水産物、工芸品、農作物、インフラ整備工事、観光ビジネスなど、さまざまな分野の代表が海外メンバーに自社プロダクトをアピールしており、私もマレーシアの都市ジョホールバルにてレストランを8店舗経営しているJCIマレーシアのメンバーとマッチングしました。その後、単独で企業訪問も行いました。

どの国の方と話しても日本への尊敬や憧れは強く、中でも日本人が作る産品に対する興味や購買意欲は計り知れませんでした。4社とのマッチング成約につながり、参加者たちにとっても良い機会を創出することができました。

その2カ月後、インドネシアを訪問しました。日本の輸出入産業に弾みをつけるこの事業にとって、最難関国の首都ジャカルタへ渡航しました。人口が2億人を超え、現在も増加中であり、経済発展が著しいこの国が抱える難問を知った時、事業の方向転換を余儀なくされそうな衝撃を受けました。次回、内容をお伝えします。

(蒲原水産社長・白老)

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