【ブリュッセル時事】欧州連合(EU)欧州委員会は4日、ブルガリアが2026年1月1日から単一通貨ユーロを導入することを承認した。実現すれば、ブルガリアはユーロ圏の21番目の加盟国となる。
欧州中央銀行(ECB)も4日付の報告書で、ブルガリアの物価や財政状況、為替レートの安定性などを調査した結果、ユーロ導入に必要な基準を満たしていると認定した。
EUは今月下旬の首脳会議で正式に承認し、7月にはブルガリア通貨レフのユーロへの交換レートが決まる見通し。同国がユーロを導入すれば、EU加盟国で導入していないのはスウェーデン、ポーランドなど6カ国となる。