氷濤まつり 苦労報われ会場にぎわう

  • 支笏湖日記, 特集
  • 2024年2月9日
氷濤まつり 苦労報われ会場にぎわう

 千歳・支笏湖氷濤(ひょうとう)まつりが多くの観光客でにぎわいを見せています。46回目となる今年は、支笏湖の水が織り成す青の世界「氷の美術館」として1月27日から30日間の開催となっています。

 今年は、開幕に向けて多くの苦労がありました。例年だと11月中旬から作業に入りますが、会場となるエリアの再整備があり、2週間ほど遅れてのスタートとなりました。氷像の土台となる骨組みを急ピッチで行わなければなりませんでした。その後、湖の水をスプリンクラーで吹き掛け氷像を造る作業に入った途端に高い気温の日が続き、1月は開幕前日までに最高気温がプラスの日が12日もありました。たびたび水の吹き掛け作業を中断せざるを得ませんでした。

 また開幕1週間前から断続的に雪が降り続け、約50センチの積雪に見舞われました。支笏湖ブルーの氷像にシルクのような雪をまとった氷像は、それはそれで美しい光景ですが、やはり支笏湖ブルーに輝く氷像が魅力的です。まつり実行委員会のメンバーを中心に多くの人が雪払い作業に追われました。

 そうした苦労が報われ、開幕日の1月27日は青空が広がり絶好のまつり日和となりました。今年は道外客や外国人も多いと感じています。1979年に始まった氷濤まつりは約半世紀を経て、今では入場者が10万人を超える地域を代表するイベントとなりました。

 今年は会場レイアウトが大きく変わっています。湖に近い入場ゲート上に展望台が設けられ、そこから眺める会場の氷像群や反対側に広がる支笏湖の雄大な光景は見る人に新たな魅力と感動を与えているようです。また円形の氷の壁に囲まれたエリアや苔(こけ)の洞門をイメージしたトンネルなども人気となっています。

 会期は2月25日の日曜日まで。ここで暮らす人たちが精魂込めて造った氷像たち。シンボルの13メートルのブルータワーを始め、大小約30基の氷像が皆さま方のお越しをお待ちしております。

 (支笏湖ビジターセンター所長 木林正彦)

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