安平町早来地区に開校した小中一貫の義務教育学校「早来学園」(山田誠一校長)で10日、入学式が行われた。新1年生31人が真新しい校舎に足を踏み入れ、これから始まる学校生活に胸を膨らませて式に臨んだ。
保護者や教職員、来賓が温かい拍手で迎える中、新入生は笑顔を浮かべて入場。担任教諭から名前を呼ばれると、元気いっぱいに「はい」と返事をした。
山田校長は式辞で「先生のお話をしっかりと聞き、たくさんのことを学んで立派な1年生になってください。皆さんを含めて308人の児童生徒がいるので、友達をたくさんつくって、楽しい毎日を過ごして」と優しく呼び掛けた。
式典後、2~9年生によるセレモニーが行われ、歓迎の言葉と合唱で新入生を激励した。野村景太君(6)は「算数を頑張りたい。スポーツは野球をやりたい」と語った。
町内では同日、追分小学校でも入学式を挙行。早来学園の後期課程(7年生=中学1年生)と追分中学校は7日に入学式を行った。