厚真町新町の建設会社「丸博野沢組」は3日、厚真川の厚真大橋と厚真新橋間の河川敷付近をボランティアで清掃した。朝方の寒空の中、社員約20人が地域の美化に努めた。
厚真中央小学校と厚真中学校の児童や生徒に「気持ちよく入学式を迎えてもらいたい」と毎年入学式の前に行っている恒例活動。今年で29回目となった。
社員たちは500メートルほどの河川敷を手分けして巡回。火ばさみとビニール袋を手に草地や道路脇に落ちている紙くず、空き缶、ペットボトルなどを手際よく拾い集めた。
野澤政博社長は「川の縁はこの時期、町民の散策路にもなり、私たちの会社が一番近くにある。これからも清掃を続けていきたい」と話していた。