来月9日投開票の道議選は31日に告示され、胆振選挙区(定数1)は初当選を目指す戸田安彦氏(54)=自民・新=、日高選挙区(定数2)は6期目に挑む藤沢澄雄氏(66)=自民・現=と、小林雄志氏(55)=無所属・新=が各選挙管理委員会で立候補の届け出を済ませた。両選挙区とも定数内で、無投票がほぼ確実な情勢となっている。
戸田氏第一声、胆振発展に全力尽くす
午前9時20分、雨の降る中、壮瞥町滝之町の郷土史料館駐車場で支援者約30人に囲まれ、マイクを握った戸田氏。第一声では「七つの町長、地域との連携を強め、皆さまの声を道や国に届け、胆振発展に力を尽くす」と強調した。
取り組む課題として、各地域で進む少子高齢化をはじめ、コロナ禍対策、経済活性化策などを挙げ、「皆さまとまちづくりを進めるには、皆さまの声が必要。戻りつつあるインバウンド(外国人観光客)を迎え、活性化につなげたい」と意欲を示し、選挙カーに乗り込んだ。
各地域をくまなく巡るため、午前中は同町から洞爺湖、豊浦町へ移動。午後は安平、厚真、むかわ町を巡る予定で出発した。