厚真町民でつくるプロ野球・北海道日本ハムファイターズ「厚真後援会」の2023年度定期総会が23日、町商工会館で開かれた。事業計画では現地応援ツアーの企画をはじめ、町内に特設会場を用意し、懇親会形式で観戦会を開く検討をしていることを明かしたほか、会員拡大に向けて活動することを決めた。
会員23人が参加。会の発足から3年目を迎えるに当たり、寺坂文秀会長はあいさつで「新庄(剛志)監督の下、優勝しかないとの思いでシーズンを迎える。われわれも優勝させるために声援を送っていきたい」と結束を呼び掛けた。顧問でもある宮坂尚市朗町長は「町民を挙げて応援する機会があれば、皆さんで盛り上げていきたい。(新球場の)エスコンフィールドHOKKAIDOに行くことを楽しみにしている」と述べた。
事業計画では現地観戦会のほか、新球場と周辺エリアを含めた北海道ボールパークFビレッジの見学なども模索するとした。任期満了に伴う役員改選では、現役員がそのまま再任となった。
総会後は、ファイターズスポーツ&エンターテイメント事業総括本部の石川拓道さんがボールパーク構想などについて解説した。サイン入り色紙やユニホームなどのグッズを景品としたお楽しみ抽選会、懇親会も開き、和やかなひとときを過ごした。
厚真後援会では新規会員を募集中。入会の申し込み、問い合わせは、同後援会事務局(町観光協会内)電話0145(29)7711。