4月19日のホッカイドウ競馬開幕を前に、日高町富川駒丘の門別競馬場で2歳馬の能力検査がこのほど行われ、出走120頭がすべて合格した。全国で最も早い2歳馬の能力検査は、開幕後の勢力図を占う馬産地の風物詩。
2歳馬は800メートルを57秒以内の制限タイムで走るのが基準。ゲートからの発走や真っすぐに走れるかどうかも検査される。今年はスタンド内で一般見学が可能になり、駆け付けた馬主らは第1関門を突破した愛馬の姿に期待を膨らませた。
この日の1番時計は、第20競走の6号馬カプセル号(牡)がマークした49秒1となった。能力検査は5月末まで週1回、6月以降は2週に1回行われ、10月下旬まで予定している。
今年のホッカイドウ競馬は11月9日が最終日で、82日間全日程を門別競馬場でグランシャリオナイターとして開催する。