白老町立海の子保育園(町虎杖浜)の2023~27年度の運営について、町と移管先の学校法人登別立正学園は20日、協定書を締結した。同法人の木村義恭理事長と大塩英男町長が調印し、木村理事長は「町と連携しながら今後も質の高い保育を継続していきたい」と話した。
同席した川野隼人園長は「『未来へはばたく6歳を育てる』という理念とともに、愛情という根に信頼という栄養を注ぎ、子どもも保護者も笑顔になるような保育に真摯(しんし)に向き合いたい」と語った。
大塩町長は「町としても切れ目のない子育て支援を進めていきたい。認定こども園の役割は大きく町にとって心強い。今後も引き続き運営を」と期待を寄せた。
町と同法人は海の子保育園の運営について18年4月に協定を締結。今年3月末で有効期間を終えることから、引き続き同法人による運営を続けてもらうため新たに協定書を締結した。