白老町本町のしらおい創造空間「蔵」で12日、フリーマーケット「蔵の市その2」が開かれた。町民有志が衣類や食器など生活雑貨の販売、オーガニック入浴剤作りのワークショップ、漫談ショーを行い、町民約100人が訪れてにぎわった。
館内の喫茶店「くらと」が主催した。昨年11月以来2回目で、町民約10人が同店2階スペースにそれぞれブースを開設した。
古着、食器、手作りアクセサリーなどを展示即売したほか、重曹、野菜パウダーなどを使ってオーガニックバスボム(入浴剤)を作るワークショップを開き、人気を集めた。
漫談ショーでは、町北吉原のパークゴルフ講師でアマチュア漫談家の小林光男さん(77)が「みつまろ」の名で登壇し、駄じゃれを使った漫談や手品を披露して会場を盛り上げた。小林さんは「コロナ禍以降、福祉施設の慰問が減ってしまったが、きょうは子どもたちの笑顔が見られてうれしい」と笑みを浮かべた。
店主の鬼塚京子さん(50)は「次は6月前後に開催できたら」と話していた。