厚真町議会定例会は8日、本会議を続開した。幌内地区の厚真ダム、厚幌ダム周辺の自然や親水景観を活用した憩いの場整備に掛かる環境整備事業費6700万円を盛り込んだ2022年度一般会計補正予算案を原案通り可決した。
町によると、ダム湖眺望広場にチセ(家屋)風あずまや、施設説明看板などを設置する。町建設課は憩いの場を整備することで「町内外からの来訪者を誘導し、町の観光振興と幌内地区の活性化を図る」としている。
また、複合型地域福祉活動拠点施設「まちなか交流館」(京町)で23年度から就労継続支援型B型事業就労メニューにジェラート製造を追加するため、製造機器の設置に掛かる改修工費など3100万円を計上した。
このほか、町道路線の廃止など3件を可決。役場新庁舎周辺等の再編整備に伴う学識経験者の招聘(しょうへい)に掛かった90万円など補正予算の専決処分3件を承認した。午後は休会となった。