安平ライオンズクラブ(LC)は7日、町内の追分中学校(渡辺知峰校長)でスマホ教室を開いた。携帯大手ソフトバンクの職員を講師に招き、卒業を間近に控える3年生15人がインターネット交流サイト(SNS)の正しい使い方などを学んだ。
同LCの青少年健全育成事業として開催。ソフトバンクの地域CSR統括部北海道・東北地域CSR部の担当者は「ネット上では簡単にうそをつける。軽い気持ちで会って、事故に巻き込まれることがある」とSNSを利用する際の注意点を挙げた。個人情報の取り扱いについても「映像や動画をネット上に載せるのは家の玄関に張り紙をしているのと同じ」「一度拡散したら一生消えない」と警告した。
事故や誹謗(ひぼう)中傷などに巻き込まれないための約束事として、▽時間など利用ルールをつくる▽怪しいサイトは利用しない▽フィルタリングサービスの活用▽ネットで出会った知らない人には会わない▽個人情報を載せない▽必ず家族や周りの大人に相談する―といった点を呼び掛けた。
栁沼智輝さん(15)は「ネットを使用すると事故に巻き込まれやすくなる。利用時間を守って使っていきたい」と話していた。