厚真町と厚真町土地改良区は3日、町および同改良区のシンボルキャラクターを活用し、まちのPR活動に貢献したとして伊達市の北紘建設に感謝状を贈った。
同社は胆振東部地震で被災した厚幌導水路をはじめ、町内複数箇所で農業を支える導水管の工事を担当。今回は社会貢献活動の一環として、町の公式キャラクター「あつまるくん」と同改良区のキャラクター「トッチー」をデザインしたパネル(縦約10メートル、横約12メートル)を作製し、町内美里にある用水供給施設の側面に設置した。パネルは道道厚真浜厚真停車場線から見ることができ、地域のアピールに一役買っている。
宮坂尚市朗町長は「生産基盤を整えてもらっている上、ランドマークになる可能性のある素晴らしい企画」と謝辞を述べた。同社の河島修執行役員常務・土木部長は「皆さんに喜んでいただき、非常にありがたい。やったかいがある」と感慨深げに語り、笹山陽子代表取締役常務は「町外から来た人にも注目してもらいたい」と話していた。