新しい白老町長に選ばれた大塩英男氏(51)が7日午前、町役場に初登庁し、当選証書を受け取った。政策方針の柱に「共感広がる信頼のまちづくり」を掲げ、5日の町長選で初当選を果たした。「身が引き締まる思い。これから一生懸命やるのみです」と意欲を語った。
前職が町企画財政課長の大塩氏は同日午前9時半、来慣れた役場正面玄関前に到着。黒のスーツに、「晴れやかな気持ちで臨みたい」と、青空をイメージした青のネクタイ姿。支持者や職員から花束を受け取り、多くの拍手を浴びながら町長室に入った。
午前10時からは、議事堂で役場幹部職員らが見守る中、町選挙管理委員会の花輪千代明委員長から当選証書を受け取った。
その後、就任あいさつし「行政経験者である私への期待は皆さんへの期待でもある」と強調。政策方針の柱を示し、「職員同士手を取り合い、職場の中から共感を広げ、誇りと自信を持ちながら、町民との信頼を揺るぎないものにしていく」と決意を表明。「私と一緒にいいまちにしていきましょう。4年間力を合わせて一緒に頑張りましょう」と力強く訴えた。