(1)12年の町議経験で得た「年をとっても住み続けられるまちへ」という声に対し、町立病院改革、公共交通見直し、公共交通2割引き回数券の予算2倍化を目玉に生活支援を進めつつ、町民との直接対話を重視する。
(2)債務返済が進み、今年度ふるさと納税額が9億円を突破するなど、危機的状況からは脱した。将来を見通した起債管理による財政規律を堅持しつつ、ふるさと納税強化と積極的な基金運用による課題解決を急ぐ。
(3)民族共生象徴空間(ウポポイ)が所在する民族共生の中核地であり、白老牛や虎杖浜たらこ、海産物、シイタケ、鶏卵などの豊富な食材、温泉などの観光資源に囲まれた道内有数の魅力がある。事業者の連携、発信強化と素材を生かした商品開発支援を行う。
(4)第1に18歳までの医療費無料化による「子どもの命を守るまち」、第2に空き家情報収集、発信による「国道36号線で一番家が安いまち」、第3に子育て世帯の移住促進住宅建設検討による「選ばれるまち」。
ひろち・のりあき 1973年9月、室蘭市生まれ。北海道教育大学札幌校を卒業し、桧山管内の小学校教諭を経て2011年の白老町議選に初当選。3期務めた。宿泊施設再生などを手掛ける会社代表。