(1)町民、議会、企業、団体、行政、みんなの力を結集し、信頼関係を築く共感広がる信頼のまちづくり。目玉は、課題解決のため、まずは町民の皆さまの声を聞くこと。
(2)財政健全化指標が改善傾向にあるとともに基金残高について10億円を確保しており、財政基盤が強化されていると捉えている。対策は行財政改革推進計画に定める町債発行額を抑え、将来世代への過度の負担を残さないこと。
(3)白老は山、川、海の豊かな自然に囲まれ、多文化共生が息づいていることからも独自の自然と文化を有している。人、食、観光などのさらなる地域資源を発見することに努め、最大限に生かしていく。
(4)公約の重点項目でもある「子供はまちの宝」「町民一人ひとりがまちの財産」の考えに基づき、切れ目のない子育て支援を充実させるとともに、コロナ禍で停滞した地域コミュニティーや世代間交流を活発化させ、高齢化率が高くても元気なまちをつくる。
おおしお・ひでお 1972年2月、室蘭市生まれ。札幌学院大学法学部を卒業し、94年に入庁した。町役場では総務課や象徴空間周辺整備推進課で主幹、税務課、企画財政課で課長を務めた。