厚真町出身のシンガー・ソングライター、小寺聖夏さん(26)らが出演する音楽ライブが19日、安平町追分柏が丘の道の駅「あびらD51(デゴイチ)ステーション」で開催された。館内に歌声が響きわたり、町内外から訪れた来場者に癒やしのひとときを提供した。
ライブは、道内で活動するアーテイストを招いて定期的に開催している「D51ミュージックデー」。この日は、初出演となる小寺さんを含め4人が、30分ごとに入れ替わりながら、それぞれ2回ずつ登場した。
小寺さんは、5曲入りのアルバムCDからオープニング「Grasp」やアルバムのタイトルにもなっている「声が出る限り」を歌い上げ、胆振東部地震の復興ソング「羽」を熱唱。また、リクエストに応じて人気バンドRADWIMPSの「うたかた歌」を歌い、三味線も披露した。ステージとは違い、観客との距離が近く、ギャラリーは立ち見客が出るほどのにぎわいとなった。
小寺さんは、3月中旬に予定されているミュージックデーにも出演を予定している。