白老町の地域おこし協力隊員で移動書店「またたび文庫」を展開している羽地夕夏さん（24）は18日午前11時から午後4時まで、町大町3の活動拠点「ひこばえ」で本を中心にして交流するマルシェ「ひぐらしブックカフェ」を開く。

　活動拠点は、町道南中通りと大町3号通りの交差点付近にある築50年の建物。「ひこばえ」は、古い切り株から新しく生えた若い芽を言い、古い建物から新しい試みや取り組みを生み出す決意などを込めてこのほど命名した。

　マルシェでは、羽地さんの書店のほか、町北吉原のゆうかり団地にある自家焙煎の喫茶店「かのうち珈琲」が出店。洞爺湖町の「森と休日」が石窯パンと焼き菓子、札幌市の「ユクノウタ」がハンドメード子供服を展示販売する。

　イベントの開催は1月14日に次ぐ2回目。羽地さんは「食と生活を彩る品々、そして本。一日限定の小さなマルシェとブックカフェで心地よい時間を過ごして」と呼び掛ける。

　3月19日には、新潟県や和歌山県で活動しているカメラマンと広告デザイナーを招き、写真撮影と広告デザインのワークショップを開く予定。また金～日曜に本屋を営業している。金曜は午後4時～同8時。土、日曜は午前11時～午後5時。

　問い合わせは羽地さん　携帯電話090（2836）4671。電子メールアドレス（matatabibunko@gmail.com）。