「今の時代は情報が一番大事」と考え、商店街同士の横のつながり強化を目指す。「地域コミュニティーにおける商店街の役割を明確にしたい。市商連の活動が盛り上がれば、各所に元気が出てくる」と展望する。
市内の商店街振興組合や商店会など14団体(約500事業所)で組織。理事長交代は10年ぶりで、今月19日付で就任した。消費行動の多様化などで商店街を取り巻く環境が厳しさを増す中、これまでも副理事長として地域経済の活性化に尽力してきた。「あいさつ回りを行いながら、信頼関係構築に努める」
各商店街や関係機関から得た情報の共有に力を注ぎ、「入っていて良かったとメリットを感じてもらえるよう取り組んでいきたい」と抱負を語る。
苫小牧出身。ブティックなどを手掛ける「ながやま」の社長で、苫小牧駅前中央通り商店街振興組合の理事長も務める。