新型コロナの影響で停滞していた青少年スポーツ活動に、苫小牧青年会議所(JC)が支援の手を差し伸べた。今シーズン最初の少年野球市内大会を主催。開催に向け奔走した玉川健吾理事は「日常を取り戻す手助けができて良かった。子どもたちが元気よくプレーする姿を見てほほ笑ましく感じた」と語った。
政府の緊急事態宣言や学校休校のさなかにあった5月中旬、玉川理事の元に少年野球の各種大会延期、中止が相次いでいることを嘆く市民の声が届いた。すぐさま苫小牧スポーツ少年団野球専門部会に支援を打診。苫小牧中央ライオンズクラブのサポートも受けて、今回の大会開催が実現した。
今後も新型コロナの情勢を注視しながら青少年のスポーツ活動を応援する構え。玉川理事は「私たちだけではなく、こういった支援の輪がどんどん広がってほしい」と期待した。