厚真町商工会やとまこまい広域農業協同組合(JAとまこまい広域)など6団体は7日、町総合福祉センターで厚真町新年交礼会を開いた。町内の企業や団体などから135人が出席。代表者9人が鏡抜きを行って新年を祝うとともに、出席者が立食形式で会話を楽しみ、交流を深めた。
町商工会の寺坂文秀会長はあいさつで、中小企業を取り巻く環境が厳しさを増す中、「町内経済が停滞しないよう、行政や関係団体とともに課題の解決に取り組んでいく」と述べた。宮坂尚市朗町長は苫小牧東部産業地域(苫東地域)を中心に新しい事業が進んでいることを説明し、「厚真町には潜在力がある。みんなで力を合わせ、いい年にしていただきたい」と話した。
全員で乾杯後、歓談を楽しんだほか、三味線の演奏に合わせて秋田節や津軽あいや節などの歌も披露され、会場は盛り上がった。