親子で「よいしょ」 ナチュの森で新春餅つき 白老

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  • 2025年1月6日
親や職員に見守られながら餅をつく子ども  

  化粧品製造販売のナチュラルサイエンス(東京)は5日、白老町虎杖浜で運営する庭園施設「ナチュの森」内の森の工舎で新春餅つきを行った。町内外から来園した親子連れら約300人が、石臼ときねを使って20キロのもち米をつき、正月ムードを満喫した。

   日本の伝統文化を楽しんでもらおうと毎年開催している。コロナ禍は中止し、2024年に再開した。

   この日は最初にスタッフがついて、ある程度形にした後、子どもたちが小さなきねを握り「よいしょ」の掛け声でもち米に振り下ろした。つき上がるとあんこを包み、ごまをまぶして来園者に振る舞った。

   苫小牧市春日町から家族3世代5人で訪れた松田唯以ちゃん(6)と修青ちゃん(5)のきょうだいは、餅つき初体験。「(きねは)重たかった。お餅は軟らかくておいしい」と顔をほころばせた。

   同庭園施設は14日まで、初売りのほか、工場見学(要予約)や香りに関するワークショップを行っている。森の工舎では「冬の縄文にであう展」を開き、国宝に指定された土偶「中空土偶」のレプリカなどを展示している。

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