苫小牧市高丘の樽前山神社の本殿横に28日、2025年のえと、巳(み)がデザインされた巨大絵馬がお目見えした。早速、参拝者らが手を合わせたり、写真を撮ったりする光景が広がっていた。
毎年、地元企業の共同出資で奉納され、双葉町のデザイン製作会社アートスタジオNON(梶川弘樹社長)が約30年間、制作を担っている。
絵馬は、縦横それぞれ約2・7メートル。アクリル絵の具で鈴や「永寿嘉福」と刻印された硬貨を取り巻く2匹のヘビを描いた。11月中旬から約1カ月かけて仕上げたという。
この日午前8時半ごろ、約100キロの絵馬を境内までトラックで搬入。5人がかりで辰年の絵馬を外した後、声を掛け合いながら慎重に取り付けた。
アートスタジオNONの岸勝也さん(58)は「ヘビのリアル感が出過ぎるとびっくりされてしまうので、優しい目元、ピンク色のほっぺでかわいく仕上げた。見る人が笑顔になれるデザインを心掛けた」と語る。
梶川社長(44)は「日本中探してもここにしかない絵馬。毎年多くの人に喜んでもらえ、やりがいを感じる」と笑顔を見せた。