サッカーの日本女子代表(なでしこジャパン)のニルス・ニールセン新監督(53)が18日、東京都内で就任会見に臨み、「日本のチームを率いることが私の夢だった。世界のトップに返り咲くことを目指している」と抱負を述べた。なでしこ初の外国人指揮官となり、来年2月のシービリーブス・カップ(米国)で初陣を迎える。
デンマーク国籍のニールセン氏は、デンマークとスイスの女子代表監督を歴任。なでしこに注目していたとし、「技術も高く、スピードも速い。その強みをさらに伸ばしていく方向でやっていく」と強化方針を示した。
なでしこは昨年のワールドカップ(W杯)、パリ五輪で8強どまり。強化が進む欧米の強豪に後れを取っているが、「大きな大会で優勝できるポテンシャルはある」と自信をのぞかせた。