日本女子プロゴルフ協会（ＪＬＰＧＡ）の表彰式が１７日、東京都内で行われ、初優勝を含む８勝を挙げて年間女王となった竹田麗央が年間最優秀選手に輝いた。２１歳の竹田は史上最高の２億６５７３万１６円を獲得して賞金ランキング１位。栄誉賞なども含め個人４部門で受賞し、「たくさんの経験をして、最後に年間女王を取れてうれしい。来年は米ツアーで毎試合ベストを尽くして頑張りたい」と語った。

　 　敢闘賞は、メルセデス・ランキング２位でパリ五輪４位など海外でも好成績を残した山下美夢有と、米ツアーで新人賞を獲得した西郷真央の２人。山下は平均ストローク第１位、栄誉賞と合わせて３冠。「（米ツアーに臨む）来年は新たなスタートなので、しっかり準備をして１年間頑張りたい」と話した。

　 　海外メジャーで優勝した古江彩佳と笹生優花に輝き賞、今季限りで第一線を退く上田桃子には特別功労賞が贈られた。

　 　新人賞は、ワールドレディース・サロンパス杯をツアー史上最年少の１５歳１７６日で制したイ・ヒョソン（韓国）。