本州や沖縄で今月開かれる少年野球の全国大会に出場する市内チームの少年団員らが12日、苫小牧市役所を訪れ、就任したばかりの金澤俊市長に大舞台への意気込みを力強く語った。
各大会へ遠征する本道選抜各チームの一員となった飛翔スワローズの山口雄樹と西田成柳、泉野イーグルスの大橋遼佑が市スポーツ少年団野球専門部会の細田誠副会長らと共に訪問した。金澤市長は就任後初の表敬訪問者として、自身が会長として携わってきた同部会の団員たちを迎え、終始笑顔で懇談した。
選手たちは大会の目標などについて元気よく語った。セレクションでファイターズジュニアのメンバーに選ばれてNPB12球団ジュニアトーナメントに出場する西田はチームの副主将として13年ぶりの栄冠を目指していて「一本でも多くのヒットを打てるように頑張りたい」と抱負を述べた。
金澤市長はそれぞれが努力して道選抜チームに加わったことをたたえ、「ぜひ代表として頑張ってほしい」と激励した。
苫小牧の少年団員が出場する大会と日程は次の通り。
▽西田成柳(飛翔スワローズ)NPB12球団ジュニアトーナメント2024(26~29日、神宮球場など)
▽山口雄樹、佐藤柊真(共に飛翔スワローズ)第21回西日本選抜学童軟式野球倉敷大会(14、15両日、岡山県)
▽大橋遼佑(泉野イーグルス)第33回かりゆし交流学童軟式野球大会(27~29日、沖縄県)