苫小牧地区空手道連盟(越川慶一会長)の創立50周年記念祝賀会がこのほど、グランドホテルニュー王子で開かれ、道内各地からの来賓や地区役員、関係者ら約50人が出席し、団体発足から迎えた半世紀の節目を祝った。
式典の冒頭、越川会長があいさつし、「空手道の裾野を広げながら、私たちに夢や希望を持たせてくれる素晴らしい選手を誕生させ、活動を盛り上げていきたい」と抱負を語った。道空手道連盟の斉藤栄吉会長が祝辞を述べ、感謝状を日高町富川で活動する誠章館応援団の伊藤隆行団長に贈呈した。
祝宴では出席者が互いの労をねぎらい合い、地区を形成する苫小牧はじめ東胆振、日高での空手道発展へ決意を新たにした。
同連盟は1974年に当時の王子製紙空手道部監督だった故小柳浤一氏が発起人となり、市内6団体で設立。現在は15団体が加盟している。近年ではコロナ禍を経て昨年5月から従前の大会や練習などの活動を再開してきた。