むかわ町は、ふるさと納税の返礼品に、2025年1月から2月にかけて実施する体験型の「穂別博物館スペシャルツアー」を用意した。体験型返礼品の第2弾となり、1組1万円を納税すると、同博物館の特別展示室やバックヤードの見学ツアーに参加できるほか、町内で発掘されたカムイサウルス・ジャポニクス(通称むかわ竜)の歯を探す調査研究の一部を体験できる。
スペシャルツアーは、14日に同博物館などで開催する「小林快次教授と行く!穂別博物館プレミアム親子ツアー」に続く町のふるさと納税の体験型返礼品。開催日は1月11日、同月18日、2月15日、同月22日。各回時間は午前9時40分から午後0時10分。参加人数は3組まで。
同館の桜井和彦館長が案内役となり、常設展示室やカムイサウルス・ジャポニクスの全身復元骨格(レプリカ)を展示する特別展示室の見学、化石のクリーニング体験を行う。土産には、町のふるさと納税の返礼品に採用されている菓子「むかわ竜ブッセ」を贈る。
参加者は希望すると、岩石を砕き、カムイサウルスの歯を探す研究の手伝いができる。小さい子どもの場合は、セメントで固めたアンモナイトなどの化石をハンマーやたがねを使って取り出す作業を行う。カムイサウルスの歯が見つかった場合は持ち帰ることはできず、同館に寄贈する。発見者の名前は同館に残される。
参加条件は、ツアー開催前日までに町にふるさと納税を1万円寄付した人。1組4人まで。自己都合のキャンセルの場合、返金はない。
申し込み方法は、町のホームページかQRコードを読み込み、寄付申出書に名前や住所などを記入し、メールかファクスで提出する。
問い合わせは、町経済建設課商工観光戦略グループ 電話0145(42)2416、メールアドレスfurusatonozei@town.mukawa.lg.jp