②ウオーキング続ける 「地球1周」目標に、コロナ禍も毎日一歩一歩

  • 暮らしの記録, 特集
  • 2020年6月8日
自宅のマシンで地球1周分の距離踏破を目指す橋爪好伸さん(左)と見守る妻の昭子さん

 苫小牧市澄川町の橋爪好伸さん(74)の生きがいはウオーキング。毎朝1万歩を目標に自宅周辺を7キロほど歩いてきた。新型コロナウイルスの感染が広がった2月から、ウオーキングも自宅内のステップマシンに切り替えた。「今は我慢の時」と言い聞かせる。

 橋爪さんには目標がある。ウオーキングで地球1周分、4万75キロを達成すること。63歳になった2008年9月12日、「飽きることなく健康的な生活を維持しよう」と思い立った。以来、毎日欠かさず歩き、一歩を68センチと換算し、記録を付けている。

 「今のところ達成度は57%。このままのペースだと達成は8年9カ月後になっちゃう。82歳だよ」と笑い「ちょっとペースアップしなくちゃ」と意気込む。若いときは会社員として達成目標などを設定する営業管理の業務に関わり、「目に見えて実効性のある目標を掲げて暮らすことが、きょう、あすのやる気につながる」と目を輝かせる。

 ステップマシンは雨天時の代用品として購入していたが、使い続けるうちに「機械に付いている画面の数字で記録ができる」と便利さを実感。残り約2万キロとなった地球1周分の踏破に向けて「本当に安心できるまでは、しばらく自宅ウオーキングを続けよう」と決めている。

 2月以降は妻の昭子さん(75)と一緒にいる時間も増えたという。外食の機会が減った代わりに、ジャズなどの音楽をかけて非日常を演出し、自宅での食事を楽しんでいる。市内で暮らす息子夫婦や孫にも会えない日が続いているが、インターネット交流サイトのメッセージ機能をフル活用し、写真を送り合うなど連絡は密にしている。

 昭子さんは「いつもの暮らしは変わってしまったけど、読書をしたり、庭で花を育てたり、楽しみを見つけています」と穏やかな表情で、好伸さんも「毎日一歩一歩着実に前を向いて歩いて行きたい」と笑顔を見せる。

 (半澤孝平)

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