「お食事券」で仲間の飲食店支援を呼び掛ける西村社長
キッチンや風呂のリフォームなどを手掛けるコウセイホーム（苫小牧市表町）は、新型コロナウイルスの影響で売り上げが減少した市内錦町の飲食店などを支援するため、同社に工事の見積もりを依頼した客に5000円分の「お食事券」を配る。同社は「少しでもまちに出るきっかけになれば」としている。
苫小牧青年会議所（JC）に所属する西村浩生社長が、飲食店を経営するメンバーから厳しい現状を聞き、仲間や過去に工事を請け負った店舗の役に立ちたいと企画した。食事券の配布は6月30日まで、使用期限は7月末。
同社でリフォームなど各種工事の見積もりを取った際、希望者に食事券が渡される。1グループ1回1枚まで、対象の9店で利用できる。西村社長は「JCの仲間が大変だと聞いた。各店で感染予防対策をしているので、可能な範囲で利用してもらいたい」と話している。
対象店舗は▽炭火居酒屋縁～enishi～＝錦町＝▽貝処一分銀＝同＝▽ホルモン鉄板焼き焱家（えんや）＝同＝▽寛処お結家＝同＝▽魚屋直営刺身居酒屋なか善別邸＝同＝▽炭焼きバルONIKU（おにく）＝同＝▽海鮮居酒屋苫の蔵＝同＝▽GYOZABAR鐵（クロガネ）＝大町＝▽炭焼きやき鳥光洋店＝光洋町＝。
