ダイナックス沼ノ端アイスアリーナ=苫小牧市北栄町=指定管理者の苫小牧市スポーツ協会は同アリーナの6月1日オープンに向け、スケートリンクに氷を張って準備を整えている。
同アリーナでは21日から冷凍機を動かしてリンク床の予冷を進め、24日から散水を開始。3日間で氷の厚さが約20ミリに達した。27日には気泡を抜く氷割りを行った後、アイスホッケーで使用する赤と青ライン用のテープを氷に固定する作業を行った。
再度水をまいて氷を厚さ40ミリ以上にする。同協会施設管理係技術員の村田文哉さんは「31日までにすべての作業を終わらせる予定」という。
同アリーナは毎年、基本的に3月まで営業後に整備休館を経て6月オープンのサイクルを繰り返してきた。「例年通りに間に合いそうだ。開館後は新型コロナウイルスの感染予防をしながら利用してもらえれば」と話していた。同協会が同じく管理する白鳥王子アイスアリーナ=若草町=は7月1日に開館となる見通しだ。
北海道ビル綜合管理が指定管理者の新ときわスケートセンター=ときわ町=は6月1日オープンへ準備が進んでおり、ときわスケートセンター=同=も同5日のオープンを予定している。