道と札幌市は13日、千歳市の70代女性、恵庭市の10代女子学生を含む4人の新型コロナウイルス感染者を確認したと発表した。道内の患者は延べ983人(実人数974人)となった。
千歳市の70代女性は9日に感染が公表された70代男性の同居家族で、7日に咽頭痛などの症状が出始めていた。当該の男女2人は市内で発生しているクラスター(感染者集団)の関連患者ではなく、感染の経緯などについて保健所が引き続き調査を進めていく。
恵庭市の10代女子学生は10日に陽性が明らかになった札幌市の40代男性の知人という。
この他、石狩管内の30代女性、札幌市の60代男性の感染も新たに判明した。
道内では札幌市の70代男性と、年代、性別、居住地がいずれも非公表の患者の2人が亡くなり死者は70人になった。軽症者ら向けの宿泊療養施設入所者は計66人。
13日の検査人数は180人で、陽性率は2・2%だった。道内で治療中の患者は394人で、うち重症は18人という。