道は、10日午後2時時点で営業していた道内のパチンコ店6店の名前を公表した。新型インフルエンザ等対策特別措置法第45条に基づく措置。また、同日営業が判明した2店舗に対しても同法に基づく「事前通知」を行った。
鈴木直道知事は「道内パチンコ店の皆さまは、大変厳しい経営環境にあることは承知しているが、感染リスクが拡大することは避けなければならない」とコメントしている。
道内の全パチンコ店(482店)は、道の緊急事態措置の休業要請に応じ、2日までに全店が休業した。期間は6日までの予定だったが、政府が緊急事態宣言の期間を今月末まで延長したのに合わせ、道は15日までの休業を再び要請。しかし、7日には24店が営業を再開したことで、道はより強い要請となる「事前通知」を同日に行った。
これを受けて24店全店が休業したが、9日に11店が営業していることが新たに分かり、事前通知にも応じなかった6店の名前を公表した。