新型コロナウイルス感染拡大に伴う白老町の中小企業緊急経営支援事業の申請受け付けが8日に始まり、窓口の町商工会で手続きを取る事業者が相次いだ。
町独自の緊急経営支援は、感染拡大に伴う外出自粛の影響を受けた飲食業、宿泊業、観光バス・タクシーの旅客運送業へ給付金を出す事業。2~5月のいずれかの月の事業収入が前年同月比20%以上減収したことを条件に、法人へ20万円、個人事業者へ10万円を支給する。
窓口を開設した町商工会には8日、飲食店や宿泊施設など対象事業者から計27件の申請があり、書類不備などを除いた16件に対し給付決定を即日通知した。13日以降、各事業者に現金を給付する。
町商工会は、対象事業者が全体で150件程度あるとみており、「今後申請が増えていくのではないか」と言う。
受け付けは6月30日まで。問い合わせは町商工会 電話0144(82)2775。