市内小中学校の 一斉休校は31日まで延長、分散登校は14、15日に実施へ

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  • 2020年5月7日

  苫小牧市教育委員会は、新型コロナウイルスの感染拡大防止策で今月10日までとしていた市内小中学校の一斉休校期間について、今月31日まで延長するよう7日午後に各校へ通知する。また、14、15日の2日間で全学年を対象とした分散登校を実施する。

   政府の緊急事態宣言延長を踏まえ、北海道教育委員会が5日付で各市町村の教育委員会に休校延期を通知したことに伴う対応。

   道教委は期間中の分散登校の取り扱いについて、15日までは慎重に対応するため必要最小限とし、18日以降は週ごとに登校回数を増やすなど段階的な実施を要請。また、文部科学省は学習支援や進路指導の必要性があるとして小学1年生と小学6年生、中学3年生を優先登校とするよう配慮を求めている。

   これに対し、苫市教委は14、15日の2日間で全学年を対象に分散登校を行う考えで、実施日は各校に判断を委ねる方針。18日以降については今後協議するとしている。

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