突破力

  • ニュース, 夕刊時評
  • 2020年5月4日

 カナダ東部のノバスコシア州ハリファクスで行われた女子アイスホッケー世界選手権決勝のカナダ―米国。第2ピリオドの4分、カナダFWが米国ゾーンへ突入し、先制点を奪った。

 結局カナダが2―0で勝利。出場9カ国中9位の日本代表を取材した大会で2004年4月6日、記者は同国民の歓喜が渦巻く現地から決勝戦評を送稿した。スラップショットの先制得点者はヘーリー・ウィッケンハイザーさん。

 新型コロナウイルス感染が世界的に広がりつつあった今年3月中旬、東京五輪を予定通り開催する準備を進める国際五輪委員会(IOC)をカナダ選手委員として批判した人。自身のツイッターに「IOCは無神経で無責任」と記載。次いで同国五輪委員会も選手団不派遣の方針を示した。その後に開催延期が決定。選手の立場からの”強烈なスラップショット”一撃に、得点場面の記憶がよみがえった。15歳で代表入りし、五輪女子アイスホッケーには5大会連続出場して数々の記録を樹立したカナダの国民的な元選手だ。

 先月、日本代表が世界ランキング6位で2年後の北京五輪出場を決めた。苫小牧在住や出身の選手多数のスマイルジャパンが3回連続五輪切符を得た。顧みると世界選手権開始以来の30年、順位浮沈を見てきて代表は強くなったと感じ入る。次の大勝負には集団戦技の土台の上に個の突破力が生きるチームに進化を期待する。(谷)

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