鈴木直道知事は4月30日に開いた北海道新型コロナウイルス感染症対策本部会議で、5月6日まで臨時休校にしている道内小中高校などについて「5月7~10日も臨時休校とするよう教育委員会にお願いしたい」と道教委に延長を要請した。11日以降については「さらなる延長も想定される。国の動向や本道の感染状況を勘案し、検討を進めてほしい」と指示した。
また、知事は「進学に向け学習の遅れをカバーできないような最終学年に限り、分散登校の導入の検討も進めてほしい」と要望した。
これを受け、道教委の小玉俊宏教育長は同日、各市町村教育委員会に対し、5月7~10日を臨時休校とするよう要請。11日以降の対応については「国の緊急事態宣言の取り扱いや道の対策などを踏まえ速やかに通知する」とした。